香りの環境演出とは

香りの環境演出の手法


香りの環境演出には、強いて香りを嗅ぐことを強要しないが、周囲の雰囲気を定義付けるもの(環境フレグランス=environmental fragranceともいわれている)と、積極的に香りを嗅ぐことを前提にしている手法があります(シアター空間など)。前者は、音の分野のサウンドスケープ(音風景)や環境音楽の発想に依拠しています。従って「パフュームスケープ」とか「BGF=バックグランドフレグランス」という言い方もされます。この場合には、快適な環境の実現のために、不特定多数の人が集まる空間の環境演出を、香りという嗅覚の側面からサポートしていくという考えに基づいています。
 環境フレグランスでは、快適さということが重視されますが、一口に快適さといっても、さまざまな快適さがあります。瞑想的な空間、集中力を必要とする空間、開放的になる空間というように、目的や性格が違ってくると、自ずと快適さや心地よさにも違いが出てきます。
 香りのデザイン研究所では、快適さがどのようなものであるのかを検証し、それにふさわしい香りの演出をすることを心がけております。

五感の相乗効果

このとき重要なのは、他の感覚との相乗効果を考慮することです。香り自体が良い香りであっても、視覚的なものや聴覚的なものとの調和がなされていなければ、その空間での心地よい体験にはなりにくいものです。人間の感覚はそれぞれに独立しているのではなく、五感がそれぞれに呼応しあって一つのイメージ世界をつくりあげているということを常に念頭に置いておく必要があります。

その場・その地に根ざした香りのご提案

 また、場(空間)の独自性を考慮することも必要になります。その場の歴史や文化に根ざした香り、その空間のコンセプトに見合った香りの創出が、地場の力を引き出すポイントとなります(事例spassoなどを参照)。

オリジナルの香りのご提案 

 そのために香りのデザイン研究所では、ありものの香料から選んでいただくのではなく、その場に適したオリジナルの香りを試作し、ご提供させていただいております。

香りの装置

香りの装置については、その場、目的に適したものをご提案いたします。

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