著書

匂いの文化誌

リブロポート 小泉武夫 吉武利文 川上智子著
歴史を変えた匂い。日本の匂いの探求分析から最先端の芳香療法(アロマセラピー)
匂いセンサーの紹介まで、匂いと香りの全てを読みやすくコンパクトにまとめた決定版。

香りを楽しむ

丸善ライブラリー 吉武利文, 川上智子著
現代は香りの時代である—。
香りのする製品が開発されたり、香りが治療に用いられたり、さらには博覧会やコンサートなど、各種イベントで臨場感を増すために香りが流されたりと、香りはますます我々の日常生活に入り込んでくる。
そもそも香りを使う、演出するということはどういうことなのか?—
クレオパトラと香りの関わり合いなど興味深い歴史的なエピソードから説き起こし、香りブームを創り出した各方面の方々との取材を通じて、今後のゆくえを占う香り読本の決定版。
1 香り演出のむかし
2 香り演出のいま
3 香り演出のゆくえ
付録 都内観香マップ


ものと人間の文化史87 法政大学出版局 吉武利文著
永遠のかぐわしい果実として日本の神話、伝説に特別の位置を占めて語り 継がれた橘をめぐって、その育まれた風土とかずかずの伝承を探り、永遠 を求めた古代人の世界観が時空を越えて日本文化の象徴として今日まで伝 えられた経緯を辿る。

香りの百科事典

丸善株式会社
■香りの化学的・生理学的・心理学的な話題から、歴史的・文化的話題、さらにはアロマテラピー・香り演出など、ありとあらゆる身の回りの「香り」を取上げ分かりやすく解説。
■嗅覚、香りと環境、植物性・動物性香料と合成香料、フレグランス・香水・ファッション、ハーブ・スパイス・食べ物の香り、香りの分析・評価・表現・センサー、香・香道、アロマテラピー・アロマコロジー、香りと演出、香りの雑学の10分野と役立つ付録で構成。
■約300語の中項目(見出し語)をあげ、調べたい項目が探しやすいよう50音順に配列し、その重要度に応じて1~10頁程度で解説。読み物としても楽しめる内容。
■多数の図版を交えてビジュアルに著わした、本邦初の香りに関する総合的な百科事典。
■巻末付録には、香り風景100選/世界天然香料地図/香水分類表/香りと関係する美術館・博物館一覧など、興味深くて役立つ情報を満載。


編 集 委 員 一 覧
編集委員長
谷田貝光克 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授
編集委員
川崎 通昭 日本香料協会

畑  正高 (株)松栄堂
ギル佳津江 アロマセラピスト

林  綾子 ジボダン ジャパン(株)
榊田千佳子 ハーブ研究家

高島 靖弘 国際香りと文化の会

吉原 良浩 理化学研究所脳科学総合研究センター
中村 祥二  国際香りと文化の会
吉武 利文 香りのデザイン研究所

橘の香り

フレグランスジャーナル社 吉武利文 著
(香り選書 9) 橘の香り 〈古代日本人が愛した香りの植物〉
■内容 橘(たちばな)を通して日本文化、魂の故郷の再発見 たとえばお正月の鏡餅の上に何故ミカンを置くのか。右近の橘、左近の桜にはどのような意味があるのか。本 書は、このような何気ない日本の伝承にもとても大切な意味が込められていることを 解き明かします。 橘は、沖縄に産するシークァシャーと並んで、日本原産の柑橘種です。古代日本人は「トキジクノカグノコノ ミ」(永遠に香っている果実)と呼び、大変神聖視してきました。著者は橘のフィールドワークを通して、日 本文化に深く関わる橘の伝承を調査し、古代日本人の世界観や宗教観に、嗅覚的なことがどのように関わって いるかを考察しています。それは橘による香りの民俗学ともいえるものであり、このような嗅覚的な面からの アプローチは、本書がはじめての試みといえます。

香料植物

ものと人間の文化史 159 法政大学出版局 吉武利文著
2012年05月 刊行
植物を蒸留し、その香りを精油として抽出する方法は古くから知られ、日常生活のさまざまな場面で活用されてきた。クロモジ、ハッカ、ユズ、セキショウ、ショウノウなど、日本の風土で育った植物から香料をつくりだす人びとの営みを現地に訪ねる。製法の実際と伝統技術の継承や発展の様子をたどりながら、香りが日本の産業や文化に果たしてきた役割を探る。
目次
蒸留法の歴史──まえがきに代えて
クロモジ(黒文字)
ハッカ(薄荷)
ユズ(柚子)
モミ(トド松)
セキショウ(石菖)
コハク(琥珀)
タチバナ(橘)
スギ(杉)
ショウノウ(樟脳)
ラベンダー
ヒバ(檜葉)